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『不易流行と武士道 令和元年
〜決断〜』

秋麗の候、皆様におかれましては益々ご清祥のことと存じます。

 また、このたびの台風被害によって被災された皆様の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。

 さて、先日、ウイルス療法HF10の申請が取り下げられたとのニュースについて触れさせていただきましたが、やはり膠芽腫をはじめ多くのがん患者の皆様から不安の声が第5回がん撲滅サミット事務局に寄せられております。

 ウイルス療法G47Δの実用化支援は第5回がん撲滅サミットのムーンショットプロジェクトの1つです。多くのがん患者の皆さんの希望の光となっているG47Δが、今や不安をもたらしているというのであれば、それはもはや本末転倒です。

 なぜ、がん撲滅サミットは政府と一体となり、総理官邸、厚労省などの国の機関の皆様にご講演をいただいたり、メッセージをお寄せいただいているのか。

 それは、こうした事態に対応するためです。

 新しい有望な治療法が誕生しても、それが現実に使えない、あるいは抵抗勢力の影響力に阻まれて患者の皆さんの手に届かない。そうした事態を解決に導くためには最終的な認可当局の政府に働きかけるしかないのです。

 つまり、がん撲滅サミットの役割の1つは患者の皆さんの不安や怒りの声を抗議ではなく、国民の声として誠実に国に伝えていくことです。

 そこで私は今後、政府の皆様にG47Δの実用化を働きかけて参ります。必ず膠芽腫や希少がん、難治性がんの皆さんに突破口を開けるように強く働きかけていくつもりです。
 義を見てせざるは勇無きなり。

 第5回がん撲滅サミットの会場で皆さんに希望の光をご覧いただけるよう全身全霊で尽力いたします。
 第5回がん撲滅サミット当日に何らかの方針発表ができるようにします!

 これが私の決断です。

 皆さん、11月17日(日)午後1時〜東京ビッグサイト7階 国際会議場でお会いしましょう。第5回がん撲滅サミット公式HP(https://cancer-zero.com)より入場エントリーを受け付けております。
 御多忙と存じます。どうぞご自愛ください。

中見利男拝
 
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